The Doors WHEN YOU'RE STRANGE ドアーズ/まぼろしの世界
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“ジム、ジョン、レイ、ロビーの未公開映像に魅了された。そのうち彼らの目を通して、自分がその場にいるような感覚に陥ったよ。ロックバンドを題材にした記録映画として、いや、どんなドキュメンタリー作品も、この映画を超えられはしないだろう。ナレーターとして参加できたことは光栄だし、この作品に関われたことを誇りに思う”

ジョニー・デップ

“トム・ディッチロの『When You’re Strange』はとても優れていると思う。なんといっても、ロックのドキュメンタリーでうんざりするような回顧的なインタビューがまったくないんだから! ジョニー・デップのナレーションを添えながらジム・モリソンが撮った短編『HMY』の抜粋を使うやり方なんてみごとなものだね。この映画はドアーズに関するこれまででもっとも完璧なポートレートだ。僕は思春期の頃、ドアーズのファンだった。その危険で政治的でセクシュアルな暗さ、幅の広いアプローチ、ステレオタイプのヒッピーとは対極を成すハムレット的なポーズ。彼らはもっとも偉大な二組のミュージシャンに影響を与えた。ストゥージズとジョイ・ディヴィジョンだ。モリソンの詩は文字の上ではむしろ平凡だと思う。それがドアーズの音楽に乗った方が、僕は好きだ。当時のバンドとしては、彼らはとても変わっていた。ベースがなく、キャバレー・ミュージックやジャズ、シアターの影響などを受けていた。僕はいつも、アートを変化するプロセスとして捕らえるクリエイターに惹かれてきた。ドアーズもその一員だ。ついでに付け加えると、『HMY』の映像はポール・フェラーラによって撮影されたんだけど、彼は僕の映画で二回スタッフとして参加している。モリソンと親しかった人と一緒に仕事ができるなんてイカしてるな、と思ったのを覚えているよ”

ジム・ジャームッシュ/映画監督

“ドアーズの大ファンなんだ。彼らのアルバムはほとんどぜんぶ素晴らしいよ。二十歳のときに初めて聴いて以来、ずっと愛聴してきた。そんなに遅れたのは、僕がロスに行った頃はドアーズを聴くなんてとても時代遅れのように思われていたからさ。もしかしたらそれは彼らが地元出身だったのと、オリバー・ストーンがつまらない映画を作ったせいかもしれないね”

デンジャー・マウス(ブライアン・バートン)/ブロークン・ベルズ

“多くの人は十代からドアーズを聴いていたけど、僕もデンジャー・マウスのように、ずいぶん後になって聴くようになった。その前はエコー・アンド・ザ・バニーメンのようなきらびやかなイギリスのニュー・ウェイブを聴いていたんだ。ブロークン・ベルズのアルバムにもそんな影響が出ていると思う。でも彼らもまたドアーズから影響を受けたとよく口にしていたから、それで僕も聴くようになってみごとにハマった!”

ジェームズ・マーサー/ブロークン・ベルズ

“YouTubeに、ドアーズがエド・サリバン・ショーに出たときのビデオがあるんだ。他のゲストと違って彼らはそこに居るのが明らかに不満みたいで、そんな彼らのアティテュードに惹かれた。子供の頃よくセントラル・パークを散歩しながら、『Waiting for the Sun』に入っている曲を全部歌おうとしたよ。僕は感傷的なタイプのシンガーをよく聴いていたんだけど、モリソンもまた、エルウ゛ィスやシナトラを参考にしていた。僕が思うに、彼らはつねに脇を歩くタイプで、伝道師を装うようなことはない。イギー・ポップやスコット・ウォーカー、トニー・ベネット、スーサイドやジュリアン・カサブランカもそのタイプだ。なかでも僕はモリソンにもっとも共感する。というのは、彼は肉体的にもつねに万全だったわけじゃないからね。歌いながら、より抽象的な歌詞を即興で作ってしまうようなやり方も好きだ。ドラッグをやって、ステージで自分のアレを見せるようなアイディアも似合っているし、僕も実践しようとしたことがあるよ。彼がどんな風に年を取るかが見てみたかった。30年ものあいだ神秘的なシャーマンでい続けるなんて無理だからね”

アダム・グリーン

“ドアーズのことは大好きだよ。特に彼らのシンセのパートは優れているね。ロック・グループのインストルメントの中心にキーボードを持って来るなんて、すごく大胆な行為だ。レイ・マンザレクはもっとも音楽的に達成を遂げたひとりだよ。彼は謙虚さと自信の混ざったなかで、決して説教臭くならずにドアーズの楽曲にジャズやクラシックの影響をもたらしながら、それをみごとに自分たちのものにしてみせた。僕らも彼と同様、バッハを崇拝しているけれど、レイは『Light My Fire』のイントロでそれをサンプルしている。彼にはとても共感するし、僕らをインスパイアしてくれる。会ってみたい人だね。ドアーズの影響もあって、僕らはニュー・アルバム『Congratulations』でチェンバロを使った。そのなかでは『Siberian Breaks』という12分の楽曲も思い切って入れている。他に僕らの好きなミュージシャンに、バロックなニュー・ウェイブのグループ、ティアドロップ・エクスプローズのジュリアン・コープがいるけれど、彼もまたドアーズの大ファンだ。僕らにとってはそれがドアーズをさらにクールに見せている”

MGMT

“目が釘付け!”

ピーター・トラヴァース/ローリングストーン誌


ドアーズ/まぼろしの世界 [When You're Strange] オフィシャルWebサイト